金光八尾中学校が放課後自主活動(ホジカツ)第3弾として、6月21日に柏原市にある「亀の瀬地すべり歴史資料室」の見学ツアーを実施いたしました。
大阪府と奈良県の県境に位置するこの地域は、古くから地盤が不安定で、たびたび大規模な地すべりが発生してきた場所です。今回の見学では、地すべりの仕組みや、それに対処するために行われた国家プロジェクト規模の防止工事について学ぶことができました。
また、工事中に偶然発見された「旧大阪鉄道のトンネル」では、当時の様子を再現したプロジェクションマッピングを鑑賞しました。トンネルに響く映像と音が、かつての歴史に触れる貴重な体験を演出し、生徒たちはその場にタイムスリップしたかのような臨場感を味わっていました。
今回の見学を通じて、自然災害への理解を深めるとともに、先人たちの努力や歴史の重みを感じる良い機会となりました。