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2025-09-11

関西福祉大学 能登半島地震復興支援ボランティア活動 〜赤穂民報に掲載〜

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昨年1月に発生した能登半島地震の被災地を支援するため、関西福祉大学の学生たちが今月上旬、石川県珠洲市において災害ボランティア活動を行いました。

 

この取り組みは、被災地での活動を通して災害からの復興のあり方を考える機会を若者に提供する「のと復興留学」の一環として実施されたものです。昨年に続き、萬代由希子ゼミの学生を中心に、1回生から3回生までの19名が参加しました。

 

一行は8月6日に赤穂を出発し、受け入れ先となった「珠洲ホースパーク」へ。地震により一部施設が損壊した牧場で、学生たちは馬小屋の清掃や牧草畑の整備などに従事しました。また、代表の方からは「震災発生直後に馬を避難させられなかった辛さ」「情報網が寸断され、物資が届かずに苦労した体験」など、当時の状況を直接伺う機会も得ました。

 

現地では、地震による被害に加え、県外に避難した方々が戻らず、過疎や高齢化の進行が大きな課題となっていることも知りました。参加した学生たちは復興の難しさを肌で感じ、今後の社会での役割を改めて考える機会となりました。

 

社会福祉学部1年の川崎宏規さん(33)は「幸せな日々は当たり前ではないと感じた」と話し、同級生の澤田利久さん(19)は「もっと自分自身が成長して、ボランティアを展開する側になりたい」と決意を語っていました。

 

今回の活動の様子は「赤穂民報」にも掲載され、多くの方に学生たちの取り組みを知っていただくことができました。

 

○関西福祉大学のホームページへのリンク

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